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フィジオセラピー
PT・OTが膝関節リハビリテーションを
基礎から実践まで深く理解するためのセミナー(横浜)

Date and Time

2025年4月27日(日) 10:00〜16:00(受付開始9:30〜)

Price

13,000円(3名以上でお申し込みの場合11,000円/人)

定員・最小催行人数

定員:40名  最小催行人数:20

​Instructor

南條恵悟 先生

湘南鎌倉総合病院主任理学療法士

神奈川県立保健福祉大学卒業(理学療法士)

神奈川県立保健福祉大学大学院保健福祉学研究科修了

東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科修了(医学博士)

​​国際学会発表・論文掲載多数。

多くの高齢者が膝関節の痛みや不調に悩まされています。

変形性膝関節症により痛みを訴える高齢者、そして、変形性関節症を解決するために行われた人工関節手術後の不具合がある高齢者が本当にたくさん存在します。療法士なら、どのような領域にいても、どのような専門分野であっても、このような悩みを持つ患者さんに絶対に遭遇するはずです。

そのような患者さんにとって、非侵襲的な治療法であるリハビリテーションは一つの大きな福音だといえます。

膝関節のリハビリテーションのその前に。

もちろん膝周辺の解剖学、生理学、運動学の理解が最も重要です。加えて、正常時の、そして変形してアラインメントが変位した時の力学の理解が欠かせません。股関節や脊柱、足関節や足趾との関連もとても重要です。これらの基礎知識の復習に重点を置きます。

病態を理解するために、検査所見の解釈、身体症状の評価、姿勢動作分析を学びます。

例えば同じ変形性膝関節症という診断名でもその症状は千差万別。患者さん一人一人の病態を正確に評価、分析、解釈する必要があります。臨床評価の本質を学びます。

評価の結果、具体的に何をすべきかを学びます。

具体的な運動療法や装具療法、杖や靴の工夫、物理療法や栄養療法の可能性など、リハビリテーションの実際を学びます。また、それらの治療法の国内外のエビデンスにも触れていきます。

膝の不調がどれほどADLに直結しQOLに影響するのか。精神機能への影響についても学びます。

​例えば変形性膝関節症はADLを悪化させQOLの低下に直結します。それだけでなく、これらの疾患に悩む多くの患者さんが抑うつ的な、あるいは破局的な思考に悩まされています。膝関節のリハビリテーションは単なる身体機能へのアプローチにとどまらず、実は精神機能へも大きな好影響を与えられる可能性がある治療法だといえます。

全ての療法士が知っておくべき知識です。

膝の痛みや不調を訴える患者さんはあまりに多いので、その症状や悩みは「仕方がないこと」として低く見積もられがちです。療法士だけが解決の手立てを持っているかもしれないのに見過ごされている可能性があるのです。

​若い療法士も、ベテランの療法士も、どのような領域で働いていても、日進月歩で進化が急速な膝関節のリハビリテーションを改めてもう一度学び直すべきです。

​セミナー内容

①膝関節の機能解剖と運動学的特性

→基本となる普遍的な解剖学、運動学、力学をもう一度学びます。

 

②膝OA(変形性膝関節症)の病態

→現時点までで明らかになっている膝OAの発症や進行の機序、病態生理を学びます。

→膝OAのリスクファクターは肥満だけではありません。様々なリスクファクターを学びます。

③膝OAが社会へ与えるインパクト

→健康関連アウトカムに膝OAがどのように影響を与えるか疫学的なことを紹介します。

④ガイドラインから紐解く膝OAに対するリハビリテーションの役割と介入

→OARSIなど国内外のガイドラインを紹介します。

→各種ガイドラインで取り上げられる、保存療法における理学療法介入の指針を学びます。

⑤ガイドラインを踏まえた変形性膝関節症の評価とアプローチ

→現時点における標準治療として、ガイドラインを踏まえた評価やアプローチを学びます。

⑥TKA(全膝関節置換術)の基本構造・術式

→実は療法士も詳しく知らない構造や術式を学びます。

⑦TKA前後でのリハビリテーションの実際・ケーススタディー

→単なるROM・筋力強化や歩行練習だけでは改善することができない、臨床でよく遭遇するケースを実際の症例の画像・動画を提示して共に学びます。特に術後の評価・介入をお示しします。

​会場​

ウィリング横浜 901号室
横浜市港南区上大岡西1-6-1 ゆめおおおかオフィスタワー内
https://www.yokohamashakyo.jp/willing/access/

公共交通機関をご利用ください
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