PT・OTのための股関節リハビリテーションセミナー in 大阪
基礎から実践まで徹底的に学ぶ股関節のリハビリテーション
【重要なお知らせ】
9月1日に予定しておりました本勉強会は、台風の影響により、安全を考慮し、誠に断腸の思いながら、やむを得ず中止とさせていただくこととなりました。
参加をご予定いただいていた皆様には、ご迷惑をおかけし申し 訳ございません。
何卒ご理解賜りますよう伏してお願い申し上げます。
日時
2024年9月1日(日) 10:00〜16:00(受付開始9:30〜)
定員・参加費・最小催行人数
定員:40名 / 参加費:13,000円 (3名以上でお申込の場合、11,000円/人)/ 最小催行人数:20名
対象職種
PT / OT / その他
講師
池田崇 先生
昭和大学保健医療学部理学療法学科臨床理学療法学准教授
北里大学医療衛生学部卒業(理学療法士)
神奈川県立保健福祉大学大学院保健福祉学研究科修了
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科修了(医学博士)
神奈川県理学療法士会理事/学術局長
学会発表・論文掲載多数

概要
股関節に問題を抱える患者さんは、あまりにも多いのです。
股関節は下肢の中で最も近位にある関節である特性上、障害を生じた場合、近接関節である腰部だけでなく足部にも2次的な影響を及ぼすことがあります。股関節疾患の代表的なものに変形性股関節症(OA)があり、OAを背景とした人工股関節全置換術の症例は臨床上、急性期~生活期に至るまであらゆる場面で療法士が対応を要することの多い疾患の一つです。
だから股関節障害についての基礎知識は不可欠です。PTもOTも、専門外でも。
養成校ではOAやTHAについては適応疾患についてと大まかな脱臼肢位に教わるにとどまり、そこにどのような問題点が内在しているのかは十分に学習する機会がなかなかないのが現状です。OAに代表される股関節疾患は、外傷を除けば比較的長期の経過の中で症状が進行し、股関節に生じた障害に対しての代償動作とそれに対する適応・誤学習が積み重なって、動作を形作るという特性を有しています。
前額面や矢状面という見方だけでは不十分です。股関節を立体的に理解します。
股関節の機能解剖を考えるとき、前額面や矢状面という見方だけでは不十分です。なぜ前方に脱臼するのか、なぜ股関節手術が側方や後方から侵入するのか、股関節以外の関節との位置関係がどう影響しているのか、誤った姿勢でのトレーニングがなぜ無意味なのか。これらの問いに答えるには股関節を立体で理解する必要があります。解剖学の復習です。
変股症(THA)と頸部骨折(人工骨頭)の決定的な違い。股関節に起こる障害を徹底的に理解します。
THAも人工骨頭も股関節に人工物を入れる手術ですが、運動学的には決定的な違いがあります。もちろんリハビリテーションの考え方も大きく異なります。変股症や頸部骨折の本質を理解することで明日からのアプローチが変わります。
股関節のセミナーですが、股関節以外も。骨盤や脊椎や頭の位置や、もちろん膝や足関節も。