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  PT・OT・STのための
「安全な気管吸引の実践」「吸引以外の排痰援助の実践」コラボセミナー(2days)

​日時

2024年5月18日(土)と19日(日)の2日間

10時00分〜16時00分 受付開始9時30分

定員・最小遂行人数

定員:30名   /   最小遂行人数:20名

​受講料

お1人での受講の場合/片日受講13,000円/人 両日受講24,000円/人   

3名以上での受講の場合/片日受講12,000円/人 両日受講22,000円/人   

​対象職種

PT  /  OT  /  ST  /  その他(応相談)

​講師

1日目(土) 呼吸器系の基礎理解と喀痰吸引の全てを学ぶ!

大江元樹 先生

もとき内科クリニック院長

日本呼吸器学会専門医・指導医

前湘南藤沢徳洲会病院副院長

京大宇宙物理学科卒業後、京都府立医大医学部卒業。

全国各地で60回以上の吸引セミナーを開催し、3,000名以上の受講生を指導

人工呼吸器管理や酸素療法などのセミナー開催歴多数

阿萬由香 先生

湘南藤沢徳洲会病院師長

集中ケア認定看護師/特定看護師

2日目(日) 吸引以外の排痰援助の全てを学ぶ!

堀越一孝 先生

湘南藤沢徳洲会病院リハビリテーション室理学療法士

横浜リハビリテーション専門学校理学療法科卒業

​神奈川県立保健福祉大学大学院保険福祉研究科修了(リハビリテーション学修士)

呼吸療法認定士、心臓リハビリテーション指導士

​認定理学療法士(呼吸)

呼吸・循環器系領域での学会発表、論文掲載多数

渡邊宏樹

湘南藤沢徳洲会病院リハビリテーション室長

秋田大学医療技術短期大学部理学療法科卒業

神奈川県立保健福祉大学大学院保健福祉学研究科修了(リハビリテーション学修士)

立命館大学大学院先端総合学術研究科(博士課程)在籍中

呼吸療法認定士、心臓リハビリテーション指導士、心不全療養指導士

Knowledge Link代表

​セミナー概要

平成22年の厚労省医政局長通知により、理学/作業/言語聴覚療法に伴い発生する喀痰については、チューブによる吸引行為が許可されました。その前提として「養成機関や医療機関等において必要な教育・研修等を受けた理学療法士等が実施すること」が求められています。

しかし実際には、喀痰吸引における教育研修の場はごく少数で、しかも吸引操作(手技)のトレーニングにのみ特化したものがほとんどです。

2013年に日本呼吸療法医学会が公開した「気管吸引ガイドライン2013」では、気管吸引の実施者の必須要件として以下をあげています。

1)気道や肺、人工気道などに関しての解剖学的知識がある。

2)患者の病態についての知識がある。

3)適切な使用器具名称が分かり適切な手技が実施できる。

4)気管吸引の適応と制限を理解している。

5)胸部理学的所見などからアセスメントができる。

6)合併症と、合併症が生じたときの対処法を知り実践できる。

7)感染予防と器具の消毒・滅菌に関する知識と手洗いを励行できる。

8)経皮酸素飽和度モニタについて理解している。

9)侵襲性の少ない排痰法(呼吸理学療法など)の方法を知り実践できる。

10)人工呼吸器使用者に対して行う場合; 人工呼吸器のアラーム機能と緊急避難的な操作法を理解している。

喀痰吸引の実施者には、呼吸器系の解剖学病態生理胸部理学所見など、かなり細かい医学的知識の習得が求められています。加えて、器具の使用法感染管理の知識も不可欠です。本来これらの内容に精通した医師や看護師による講義が必須と考えられます。

一方で、上記9)にあるよう「侵襲の少ない排痰法(呼吸理学療法など)の方法を知り実践できる」ことも必須とされています。

吸引操作には慣れていても侵襲の少ない排痰法を実践できる看護師多くありません

 

本セミナーでは、これらのタスクを網羅するため、この領域において国内第一人者である呼吸器学会専門医・指導医の大江元樹先生を中心に、集中ケア認定看護師の阿萬由香先生、呼吸療法を専門とする理学療法士の堀越一孝先生のチームをお招きして、呼吸器系の基礎理解胸部理学所見のアセスメント感染管理と吸引操作吸引以外の排痰援助をキーワードとした実践的な講義・実習を行って頂きます。

​1日目を「呼吸器系の基礎理解と喀痰吸引の全てを学ぶ!」、2日目を「吸引以外の排痰援助の全てを学ぶ!」として、喀痰吸引にまつわる全てが学べる充実の2日間セミナーとなっております。

​実施者要件を満たすためには2日間通しての受講をオススメしますが、どちらか片日のみの受講も可能です。

奮ってご参加ください。

​このセミナーの特徴

Point 1:医師による講義・実習

​気管吸引を学ぶには、本来、解剖生理・病態理解・リスクなどについて医師による講義がどうしても必要です。

本セミナーでは、この分野の第一人者で、全国で2000名以上の受講者へ吸引指導を行なっている日本呼吸器学会専門医・指導医の大江元樹医師に基礎から実践までの講義・実習を行なっていただきます。

Point 2:看護師による講義・実習

気管吸引の理論と実践に精通した看護師による講義も必須です。

​本セミナーでは、集中治療認定看護師で湘南藤沢徳洲会病院ICU師長の阿萬由香看護師による講義・実習を行ないます。

実際の吸引器具の操作や感染管理、吸引中の実践的なトラブルシューティングには、十分な経験のある看護師からの指導​が欠かせません。

Point 3:吸引以外の排痰法の講義・実習

気管吸引ガイドラインでは、「気管吸引を行う前に吸引以外の排痰法を実践すること」を求めています。

本来、気管吸引セミナーには、吸引以外の排痰法の講義・実習が含まれるべきですが、そのようなセミナーははほとんどありません

​本セミナーでは、2日目を吸引以外の排痰法の修得にあてます。

Point 4:2日間で気管吸引に関係する全てが学べる

呼吸器系の解剖生理・病態理解・リスク管理、吸引操作の実際や吸引中のトラブルシューティング、感染管理、吸引以外の排痰法のすべてについて、2日間で網羅します。

受講生の皆さまには、気管吸引にまつわる必要十分条件の全てをこの2日間で修得して頂きます。

​セミナー内容

1日目(土) 呼吸器系の基礎理解と喀痰吸引の全てを学ぶ!

①呼吸器系の解剖生理を理解するー咽頭・喉頭・気管を動画で見てみよう!

②口腔内吸引の基本ー痰はどこにあるのか?

③危険な口腔内吸引ーいつ吸引圧をきりますか?患者さんの病態を理解していますか?

④気管吸引概略ー気管吸引ガイドラインを読み解く

⑤吸引に必要なフィジカルアセスメントー聴診のプロになろう!

⑥清潔操作をマスターしよう

⑦気管切開チューブ・挿管チューブ内吸引の実習

⑧シュミレーターによる口腔内吸引(経口・経鼻)の実習

⑨参加者同士の吸引実習ー患者体験が今後の皆さんの吸引の原点です!

⑩質疑応答

2日目(日) 吸引以外の排痰援助の全てを学ぶ!

①なぜ排痰援助は必要か

②排痰援助は、「気管吸引ガイドライン」ではどのような位置づけか

③様々な排痰援助の方法​ ─体位排痰法・スクウィージング・バイブレーション・パーカッション・ポストリフツ・その他─

④咳の応用や器具を使った排痰援助 ─ハフィング・インセンティブスパイロメトリ・アカペラ・その他─

⑤新しい排痰機器をどう使いこなすか ─カフアシスト・RTX・スマートベストを中心に

⑥ケーススタディー

​⑦参加者同士の排痰援助実習 ─スクィージング・スプリンギング・ポストリフツ・新しい排痰機器を中心─

​⑧質疑応答

​会場​と申し込み

​ウィリング横浜 11階 多目的室
横浜市港南区上大岡西1-6-1

https://www.yokohamashakyo.jp/willing/access/

公共交通機関をお使いください。

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