PT・OTのための股関節リハビリテーションセミナー
in 大阪
専門・認定理学療法士制度ポイント認定講習会
運動器理学療法専門分野:運動器(全領域)
5ポイント
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2019年 6月15日(土) 10時00分〜16時00分 受付開始9時30分
定員:40名 / 参加費:13,000円(税込) (3名以上でお申込の場合、11,000円/人) / 最小遂行人数:20名
PT / OT
池田崇 先生
昭和大学保健医療学部理学療法学科講師
北里大学医療衛生学部卒業(理学療法士)
神奈川県立保健福祉大学大学院保健福祉学研究科修了(リハビリテーション学修士)
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科修了(医学博士)
神奈川県理学療法士会研究支援部部長
学会発表・論文掲載多数。
股関節に問題を抱える患者さんは、あまりにも多い。
大腿骨頚部や大腿骨転子部の骨折は今も昔も大変多く、腰椎圧迫骨折、橈骨遠位端骨折と並んで、現在でも三大骨折の1つに数えられます。
例えば脳卒中の患者さんでも、心不全の患者さんでも、あるいは通所リハビリなどで関わる利用者さんでも、その背景に股関節周辺の障害をもつ患者さんはとてつもなく沢山います。
だから股関節障害についての基礎知識は不可欠。PTもOTも、専門外でも。
潜在的な患者数が多いだけに、
PTでもOTでも、脳卒中や呼吸や心臓が専門だとしても、療法士として働く以上、股関節障害に関わらずにやり過ごすことはまず不可能です。
療法士である以上、股関節障害に対する一定の見識が求められます。
股関節の不具合は、見過ごされている。
股関節の障害(あるいは手術)はあまりにも多い。それだけにその不具合は「見過ごされがち」で「仕方のないもの」と捉えられがちです。「よくある事だからしょうがない」、「あまりにもありふれているから」と見過ごしてしまうのでは、プロとしてあまりにも無力です。
例えば、「なぜ人工股関節が脱臼するのか」「人工股関節と人工骨頭の違い」を正しく説明できるか?
股関節の内転・内旋により、人工股関節が脱臼することは療法士にとって基本中の基本の知識です。…ですが、本当にそのメカニズムを説明できるでしょうか? 人工股関節と人工骨頭の違いを正確に説明できるでしょうか?
股関節の機能解剖、慢性疼痛、変形性股関節症、そして大腿骨頚部骨折の本質を理解していないと答えは出てきません。
そして、これらの知識なしに、本質的な股関節のリハビリテーションを展開することはできません。
基本的な事を、そして、最新のリハビリテーション戦略を。
股関節治療は日進月歩、リハビリテーション戦略も日々進化しています。
過去の知識だけに頼り、患者さんの股関節周辺の不調を見過ごすことは、プロとして許されません。
本セミナーでは、基本的な機能解剖や評価法、さらに一歩進んだ股関節の治療戦略、骨盤や脊柱との関係、そこから導き出される理論に裏打ちされたリハビリテーション戦略、加えて筋生理を含む最新のリハ栄養までを網羅します。
「基礎から最新まで。」療法士なら押さえておきたい知識が盛り沢山の本セミナーにぜひご参加ください。
もう一度、股関節の機能解剖と運動学的特性を徹底的に学びます。
まずは基本を、そして一歩先の知識と運動学を共有します。
股関節と他の関節の関係を学びます。
骨盤傾斜の角度、胸腰椎の前後弯との股関節との関連、膝や足関節角度との関係、その他を共有します。
股OAでは何が起きているのか、股OAは一つではない、なぜ痛むのか、筋に問題はないのか、最新の知見その他を共有します。
改めて、変形性股関節症を学びます。
大腿骨近位部骨折の特徴は何か、本当に突然の外傷と言えるのか、頚部骨折の生命予後を理解する、
人工骨頭置換術とTHAとは何が違うのか、などを共有します。
大腿骨近位部骨折(含む、大腿骨頚部骨折)について。
人工股関節全置換術(THA)と人工骨頭置換術の仕組み。
人工股関節と人工骨頭の基礎、人工関節の経時的変化とゆるみ、なぜ脱臼するのか?、バイオメカニクスや力学的な特徴は何か、
その他を共有します。
術前・術後の姿勢アライメントをどう読み解くか、具体的に何をすべきか、人工股関節とスホーツ、術後長期患者への対応、
その他を共有します。
人工股関節全置換術(THA)と人工骨頭置換術のリハビリテーションを学びます。
リハ栄養を組み合わせた股関節治療戦略、症例検討
サルコペニアとの関連、リハ栄養事例の検討、筋トレだけでは解決できないこと、人工関節のゆるみの術前リハ事例、鎮痛剤と筋力強化の問題点、などを共有します。
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