第1部 呼吸リハの近代史

Date and Time

2021.6.13(日) 10:00〜12:00

Price

2,000円(第1部+第2部の場合は計7,000円)

終了しました
第1部 呼吸リハの近代史

Instructor

渡邊 宏樹

湘南藤沢徳洲会病院リハビリテーション室長
秋田大学医療技術短期大学部理学療法科卒業
神奈川県立保健福祉大学大学院保健福祉学研究科修了(リハビリテーション学修士)
立命館大学大学院先端総合学術研究科在学中(博士課程)
呼吸療法認定士、心臓リハビリテーション指導士
Knowledge Link代表​

スケジュール

①呼吸リハの起源を探る。
COPDや間質性肺炎をはじめとする多くの呼吸器疾患、あるいは術前術後の呼吸ケアとして、幅広く行われる呼吸リハビリテーション。その起源はどこにあるのでしょうか。かつて世界的に猛威をふるい死の病として恐れられた「結核の治療」の中にそのヒントが隠されています。180年前へのタイムスリップです。
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②日本での現代的な呼吸リハビリテーションの最初はどこか。
イギリスやドイツで産声をあげた「結核の治療法としての運動(ブレーメル・デッドワイレルの原則療法)」。この原則療法は、明治以降の日本にも少なからず影響を及ぼします。しかし結核の勢いは留まるところを知らず、大正に入ると庶民の中で爆発的に蔓延し制御不能となります。大正期、結核の治療は事実上「隔離する事」がその主体となり、「結核の治療法としての運動」は影をひそめます。
昭和に入ると、結核の治療法としての運動は「作業療法」という名前で再び登場します。
さらに1930年以降、ストレプトマイシン後の回復期、あるいは社会復帰のためのケアとして、あるいは結核の外科術後のケアとしての、現代のそれに近い形での呼吸リハビリテーションがせり出してきます。
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③進化版呼吸リハビリテーション。その頃、世界は。
日本における現代的な呼吸リハビリテーションの芽生えは1930年代と考えられます。その当時、世界ではどの様な呼吸リハビリテーションが展開されていたのでしょうか。特に、リハビリテーション医学隆盛の中心地であったアメリカではどうであったか。ちょうどこの頃出版された、世界で唯一のリハビリテーション医学書であったハワード・ラスク「Rehabilitation Medicine」を紐解き、世界と日本の呼吸リハビリテーションの差を明らかにします。