呼吸リハの解剖学 呼吸リハの起源を探る

Price

3,000

Date and Time

2021.2.7(日) 10:00~13:00

Instructor

渡邊 宏樹

湘南藤沢徳洲会病院リハビリテーション室長
秋田大学医療技術短期大学部理学療法科卒業
神奈川県立保健福祉大学大学院保健福祉学研究科修了(リハビリテーション学修士)
立命館大学大学院先端総合学術研究科在学中(博士課程)
呼吸療法認定士、心臓リハビリテーション指導士
Knowledge Link代表​

スケジュール

10:00~10:10 Information

10:10~11:00 第1部【呼吸リハの起源を探る】
COPDや間質性肺炎をはじめとする多くの呼吸器疾患、あるいは術前術後の呼吸ケアとして、幅広く行われる呼吸リハビリテーション。その起源はどこにあるのでしょうか。かつて世界的に猛威をふるい死の病として恐れられた「結核の治療」の中にそのヒントが隠されています。180年前へのタイムスリップです。

11:10~12:00 第2部【日本での現代的な呼吸リハビリテーションの最初はどこか】
イギリスやドイツで産声をあげた「結核の治療法としての運動(ブレーメル・デッドワイレルの原則療法)」。この原則療法は、明治以降の日本にも少なからず影響を及ぼします。しかし結核の勢いは留まるところを知らず、大正に入ると庶民の中で爆発的に蔓延し制御不能となります。大正期、結核の治療は事実上「隔離する事」がその主体となり、「結核の治療法としての運動」は影をひそめます。
昭和に入り、結核の治療法としての運動は「作業療法」という名前で再び登場します。
さらに1930年以降、ストレプトマイシン後の回復期、あるいは社会復帰のためのケアとして、あるいは結核の外科術後のケアとしての、現代のそれに近い形での呼吸リハビリテーションがせり出してきます。第2部ではこのあたりの紆余曲折を一つ一つ紐解いていきたいと思います。

12:10~12:50 第3部【進化版呼吸リハビリテーション。その頃、世界は】
日本における現代的な呼吸リハビリテーションの芽生えは1930年代と考えられます。その当時、世界ではどの様な呼吸リハビリテーションが展開されていたのでしょうか。特に、リハビリテーション医学隆盛の中心地であったアメリカではどうであったか。ちょうどこの頃出版された、世界で唯一のリハビリテーション医学書であったハワード・ラスク「Rehabilitation Medicine」を紐解き、世界と日本の呼吸リハビリテーションの差を明らかにします。

12:50~13:00 Closing

(13:00~13:20 Extra time)