PT・OT・STのための
呼吸・循環リハビリテーションセミナー
本セミナーは専門・認定理学療法士制度ポイント認定講習会です
内部障害理学療法専門分野:内部(全領域)5ポイントが付与されます
募集開始までしばらくお待ちください。
日時
2021年5月、6月、10月などを予定しております。詳細確定までしばらくお待ちください。
9時30分〜16時00分 受付開始9時00分
定員・参加費・最小遂行人数
定員:40名 / 参加費:13,000円(税込) (3名以上でお申込の場合、11,000円/人) / 最小遂行人数:20名
対象職種
PT / OT / ST / その他
講師
小林直樹 先生
湘南藤沢徳洲会病院リハビリテーション室主任
北里大学医療衛生学部理学療法学卒業
北里大学大学院医療系研究科修士課程修了(医科学修士)
認定理学療法士(循環)、心臓リハビリテーション指導士
渡邊宏樹
湘南藤沢徳洲会病院リハビリテーション室長
秋田大学医療技術短期大学部理学療法科卒業
神奈川県立保健福祉大学大学院保健福祉学研究科修了(リハビリテーション学修士)
立命館大学大学院先端総合学術研究科在学中(博士課程)
呼吸療法認定士、心臓リハビリテーション指導士
Knowledge Link代表
なぜ呼吸・循環系リハビリテーションセミナーが必要なのか?
呼吸器や循環器の問題は外から見えづらい。
骨折や脳卒中で入院している患者さん、回復期病棟に入院中の患者さん、訪問リハビリ中の患者さん。
その中に、呼吸器系や循環器系に問題を抱えている患者さんはいませんか?
少しの運動で異常な呼吸苦が出てしまう、なかなか痰が切れない、動悸や胸の違和感がある…。
人間は「見たいものしか見ない」。
人間は「見たいものしか見ない」、あるいは「見たいように都合よく現実の世界を変換してしまう」
目に見える障害の陰に、見えづらい障害「呼吸・循環系の問題」が潜んではいませんか?
呼吸と循環が基礎。
人間は、極論すれば呼吸不全になり、心不全になり亡くなります。
全ての医療は呼吸不全、心不全から逃れることはできません。
もちろんリハビリテーションも例外ではありません。
OTも、STも「呼吸や循環」は大事。
どんな疾患や障害の患者さんであっても、
「呼吸器系の管理」「循環器系の管理」は全てのリハビリテーションに先立ちます。
作業療法でも言語療法でも、呼吸や循環の管理は前提です。
呼吸や循環の管理ができない療法士に、脳卒中や骨折の患者さんを任せられない。
どんなに経験あるエキスパートの治療であっても、呼吸や循環の管理ができていなければ、それは危険なことです。
知らぬまの低酸素の中で…、ノーマークの不整脈の中で…、
必死に歩行練習をする患者さんがいるとすれば、それはあなたが気づいてあげるべきです。
セミナー概要
呼吸器や循環器の問題にはどのようなものがあるのか(疾患理解)、問題をどのように捉え(評価)、
どのように改善に導くか(治療)。
できるだけシンプルに、できるだけ実践的に、それでいてできるだけ網羅的に解説したいと思います。
座学と実技実習によるセミナーです。
このセミナーの特徴
Point 1
呼吸器・循環器の障害とリハビリテーションは本来、切っても切れない関係にあるはずです。
本セミナーでは、呼吸器・循環器の病態理解・評価・介入の要点を1日で網羅します。
コマ切れのセミナーに、何度も参加する必要がありません。
Point 2
幅広い領域を解説します。
内容が浅くならないよう、また、理解を確実なものにする為、
実際の治療場面の動画を多用して解説します。
Point 3
呼吸循環系のリハに慣れていない(初学者)療法士にも分かりやすい、資料やスライドを作成します。
Point 4
呼吸リハ、特に排痰に関連する実技を行います。
はじめて排痰法を学ぶ方にも十分実習して頂けるよう、講師以外に排痰法に精通したアシスタントを配置します。
既に排痰法を実戦している方には、より難しい条件での排痰法やトラブルシューティングなども実習して頂きます。
セミナー内容
循環器系の基礎理解と心臓リハビリテーションの全てを学ぶ!
循環器系の解剖生理の概観・病態の理解(心筋梗塞・狭心症・弁膜症・大血管・末梢血管)
循環器系の評価(循環状態を把握する)
心臓リハビリテーション概論(快方に向けて)
安全な運動強度をどのように決めるか(ATとは何か・機器(CPX)が無い場合どうやって評価するか)
運動療法の考え方(具体的にどのように指導するのか)
最近の話題(フレイル・サルコペニア)
ケースステディー(心筋梗塞などを例として)
質疑応答
呼吸器系の基礎理解と呼吸リハビリテーションの全てを学ぶ!
呼吸器系の解剖生理の概観・病態の理解(COPD・肺炎・間質性肺炎)
呼吸器系の評価(呼吸状態を把握する)
呼吸リハビリテーション概論(快方に向けて)
呼吸法・排痰法・運動療法・ADLトレーニングの考え方
最近の話題(呼吸筋トレーニング・フィジカルアクティビティー・OT/STの活躍)
早期離床の考え方
ケースステディー(COPD・肺炎・神経筋疾患などを例として)
質疑応答
臨床で使える排痰援助を実習する!
伝統的な排痰援助実習 ─ハフィング・インセンティブスパイロメトリ・アカペラ─
参加者同士の排痰援助実習 ─スクィージング・スプリンギング・ポストリフツを中心に─
質疑応答
新型コロナの情勢によっては実習内容が変更になる可能性があります。